今、全国各地で多様なツーリズム、つまり都市農村交流事業への取り組みが行われています、特にこの2007年、団塊世代の定年退職等による情勢変化が交流人口の増加を促進させることでしょう。
私たちNPO法人遊楽は、そんな新しい時代に備え、多様な都市農村交流プログラムを用意しています。将来的には、田舎暮らし体験だけではなく、コミュニティネットワークの構築、空家バンクなどの整備により、田舎暮らしを希望する人たちに安心の一歩を踏み出してもらえるよう活動していくつもりです。
都市農村交流プログラムの内容についても、都市住民、交流希望者のニーズに基づき研究・構成していきますが、私たちが心がけたいのは過剰なサービスではなく、その地域の日常を体感してもらうことです。ありのままの自然の魅力、地元の人たちのあたたかさ、地産地消の郷土料理、そして地域の抱える現実に触れてもらうことが、私たちの考える「農村ホスピタリティ」であり、お互いにとって本当の学びにつながるのです。
荒蒔邸や沼田邸に滞在しながら、その日に食べる食材を畑や川、山で採ってきて囲炉裏で料理したり、地元の特産品である常陸秋蕎麦で蕎麦打ちをしたり、農に触れてみたり、隠れた魅力を散歩しながら探してみたり、この里美地区のリアルな田舎暮らし生活を感じていただくプログラムです。夜は地元の人たちがおもてなしに集まるかもしれません。
里美地区には多くの若手農業従事者がいます。遊休農地を再生した畑や田んぼで、種まきや田植えなど気軽で簡単な体験から、本格的な農業研修まで幅広く行う予定です。大切な想いを込めてつくられた有機野菜の味を楽しんでみるのも、大事な学びのひとつです。